「これって自分の職業病だわ」 なんて自覚することありませんか。
私の主な仕事は設計図面を描くことですが、
建築士のそれも結構面白いんですよ。
たとえば、”建築家○○設計の美術館”とか、ちょっと話題の建物を見に行くといるんです。
・・・職業病を煩ってる人たちが。
美術館で、作品を見ず作品の向こう側や、照明、壁と床の際、階段、サッシ廻り、
つまり隅っこのディテールばかり見てる人は間違いありませんね。
ちなみにクロス屋さんは店に入って、まずはメニューではなく壁をにらみ、
「合わせがあまいな・・・」とつぶやいたりするらしいです。
私の場合は、住宅街散策、住宅街見学?いや、住宅街探訪でしょうか。
気になる通りを見つけるとつい入り込んでしまう。
あっちにふらふら こっちにふらふら、
ちょっと戻って覗き込んで写真を撮る。
言ってみれば完全に不審者です。
ドロボウの下見に見えないとも限らない行動ですけど、
でもこれがどんな世界遺産を見るよりも面白いっ!!!
ドドン!!!(太鼓の音)
これが外国ともなると、環境や文化の違いが加わってさらに血が騒ぐ。
もう~~~おちおちお茶も飲んでられません。 。゜゜(´□`。)°゜。
さて、そんなこんなでここからが本題、
先日は会社にお休みをいただきまして、古巣のシドニー弾丸旅行に行ってまいりまして、
今回もこれまでに足を踏み入れたことのないエリアに出向き、
すがすがしく不審者をしてまいりました。
シドニーでも京都西陣の町家をリノベーションして、おしゃれに生まれ変わりました的なところがあります。
今回はその過程にあるらしきところ。
こんな黄色い看板や、
設計事務所の看板がみかけられました。
さて建物は、
昔ながらのアイアンレースの町家
エントランスは狭いけど、奥には広いバックヤードがあります。
書店には、バックヤードやアウトリビングの雑誌がいっぱいありました。
土地に余裕のあるこの国ならではですね。
こちらのバックヤードも拝見したい!
スチールブルーの外壁
日本だと陰気に見えそうな色だけど、
日差しの強いここだと 落ち着いてて実に気持ちが良い。
植栽と番地のプレートが利いてますね。
いいですね~ インテリアも見せて欲しいですね~
こちらはモノトーンで
アイアンレースのお陰でしょうか?
きつい印象にはなってませんね。
ワーフに近い、船舶を思わせるお宅
アールのバルコニーとグレーのライン、その上のシンプルな手摺りが決め手ですね。
緑かなり多めのお宅
つい、湿気と蚊が気になってしまいます。
あ~でもあの木をかき分けてお邪魔したい。
あぁ・・・ 時間切れ。
帰る時間だわ。
また次回までのお楽しみ。
また違うエリアの気になる通りを攻める日までのお楽しみ。
ちなみに今回のシドニー旅行は友人の結婚式参列のためでした。
高1の留学から、かれこれ%&#年が過ぎました。
かつてのホームステイ先の子供と結婚することになった友人は、
その家の広いバックヤードに大きなテントを張って、 大勢のパーティを開きましたとさ。
私もブライズメイドとして大役を果たし?
かつての友人や家族とも再会を果たし、
とても感慨深い時間を過ごしました。
大役を果たしていたので、お見せ出来そうな写真は ↓ これぐらい
晩餐は地中海料理でした。
職業病とは、
1 職業の労働条件・環境などによって起こる障害。
騒音による難聴、手を使うことによる頸肩腕(けいけんわん)障害、
化学物質を扱うことによる中毒など。
2 俗に、ふだんから出てしまう職業上のくせや習慣。
(goo辞書より)
スタッフ 谷