お久しぶりです。篠田です。
やっと春も落ち着いてきた感じの今日この頃ですね。
ずーっと前になってしまいましたが、以前建てさせていただいたお茶室の竣工写真をUPいたします。
完成は2012年12月、撮影は2013年12月でしたが、もう2014年になってしまいましたね。
(いやいや2014年も3分の1過ぎました・・・ただのサボりです。すみません)
まずはお茶室外観から。
既存の建物に増築しました。
外待合
この際!ということで塀もつくり直させていただきました。
茶庭は植熊さんの仕事です。
ちょうど今日庵の建替え工事と重なったので、とってもお忙しい中で仕上げて下さいましたが
何とも風情のあるお庭になっています。お施主様がもともとお持ちだった蹲踞もとても素敵でした。
四畳半の茶室
洞庫も備えました。
水屋は既存建物の廊下部分を改築しました。それほど広くはないですが台所と隣接しているので勝手は良いと思います。
右下が置き洞庫です。
四畳半といってもお茶室は特別です。
材料の選定から完成まで7ヶ月ちょっとかかりました。。。
外壁も内壁も既製品ではなく、自然から採取してきた土を塗ってもらったものですし、
三和土(たたき)も本場、京都深草から採取してきた深草土を使用しています。
こだわると切りがありませんが、せっかくいただいた機会だったので精一杯こだわってみました。
とっても良い経験をさせていただきましたし、お施主様にも喜んでいただけたので本当に良かったです。
現在工事中のTU邸にも四畳半と広間の茶室が備わっていますが、こちらも本格的です。
お客様がご自身で調達された、法隆寺の古材(鎌倉時代!)を床框に使用する予定になっていて、
もうすでに緊張してます!!
私程度には大変荷の重いお仕事ですが、必ずやり遂げてみせますよー!!
またご報告しますので、皆さん、楽しみにしててくださいね。
ALL 篠田潤