吹田市のK邸は、
地盤調査の結果大変地盤が弱いことが分かりました。
これまでblogでもご紹介している、地盤の弱かった土地は、
「柱状改良杭工事」といって、硬い地盤面までセメントの柱を作る方法が取られました。
しかし、今回のK邸は、強い地盤が非常に深いところにしか無かった為、
「PC杭工法」という、鋼管杭を打ち込む方法が取られます。
工事は順調に進んでいます。
こんな感じです↓↓
上の写真の杭を1ケ所あたり3本つなぎ、13mの支持層まで打ち込みます。
ビルやマンションを建てる時などには見かける光景ですね。
ズボッズボッと深い支持層まで入っていきます。
これで安心ですね。
杭の頭にはフタが付けられています。
K様は、過去に大手ハウスメーカーで地盤調査を受けたことがあり、
その際の測定結果で、「地盤は問題ないですよ~」と言われていたそうです。
今回、調査を行い、PC杭が必要と分かった時、
「まさかこのような大掛かりな杭が必要とは・・・」と非常に驚いていらっしゃいました。
大手はどんな調査をしていたんだ!?と
同じ業界の者として、憤りを感じずにはいられません。。。
家づくりをご計画中の皆様!
家を建てる時には、正しい地盤調査をお願いし、
診断結果を数値的に報告してもらいましょうね。