京都市上京区でまもなく完成を迎える
RF邸の進捗状況をご報告します。
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基礎コンクリートの養生が終わり、
型枠の取り外しと玄関アプローチの嵩上げを行いました。
構造材(梁、柱まど)に気密シートの先張りと、HOP金物の取付を行っています。
シートを先張りすることで、気密層が連続して施工できます。
建て方がはじまりました。
1階柱の上に2階の床を支える梁を設置しています。
2階床下地材の設置を行っています。
下地材(厚さ28mm)は、建物の水平方向の力に対しての強度を高めます。
大工さんは高所でも身軽に作業しています。
屋根垂木の上に野地板を張っています
外壁に構造用パネル(ケナボード)を張っています。
ケナボードは強度と、外壁の中の湿気を吐き出す通気性を持ち合わせた
優れた材料です。
屋根の野地板の上にアスファルトルーフィング
(防水性の高いアスファルトをシート状にしたもの)を敷き込みました。
これで、屋根からの雨の進入を防ぐ事が出来ます。
このアスファルトルーフィングの上に、屋根板金を行うことになります。
垂木(屋根の下地板を支える木材)は全て梁に金物で固定しています。
この金物で屋根と梁を一体にして、風による屋根の吹き上げに対して補強しています。
梁と梁のコーナーの金物は、水平部材を補強する「火打ち梁」です。
外壁面に透湿防水シートを張り、通気胴縁を取り付けしています。
透湿防水シートは壁内部の湿気は外に排出し、外部の水の進入を防ぎます。
床下に断熱材150mmを充填し、気密シートを全面に張ってから床下地合板を張っています。
壁への断熱材の充填を行っています。
断熱材は断熱性能を高める為に柱の間に隙間なく充填します。
二階床面には遮音下地張りを行っています。
床の遮音性を高める為に床合板の上に遮音シートと、石膏ボードを張っています。