なんだかパッとしない天気ですね~
ん?
でも寒さも大分和らいだ感じがしますね!
というか天気予報見たら16℃!!
一気に3月並です。
通りで眠たくて仕事が手に
さて、前回の進捗UPから少し時間が経ってしまいましたが(前回の書き込みはこちら)
今回は手術、入院等の治療業務を主とする鉄筋コンクリート6階建て『病棟』の工事進捗状況をお伝えします。
まずは着手前の状況から
この病棟は増改築を繰り返して使用されていたのですが写真の建物は
約40年前の新築当初から残っている部分なので『本館』と呼ばれています。
見るからに外壁の修繕が必要ですね。写真ではわかりづらいかも知れませんが
5cm角程度の小さなタイルが張られていて、
『風雨に晒されながらよく今まで頑張った!!感動した!!』
・・・なんて思います。
建物現調はスタッフ全員でなんと一日がかりで行われました!
広さも床面積1400㎡近い建物なので現調後はもうみんなクッタクタ(笑)
写真は窓のサイズを測る谷さんと井内さん
井内さんには着工前の病院の全図面のほとんどを一人でとりまとめてもらったんですよ
着工後は元気な赤ちゃんを産むために里帰りされて僕にバトンタッチ!
谷さん情報によると昨年末元気に出産されたそうです。
おめでとう!井内さん!!( ´∀`)
さぁ計画内容が確定していよいよ解体作業!!!
通常であればここからバキバキと解体を行うのですが・・・
このくらいの規模の建物になると備品の数も大量です。
兎にも角にも搬出するしかありません・・・
搬出作業の傍ら解体工事着手前には職長さんを集めて定例会議。
今後、週に一度行われる事になります。
改修工事の場合は既存として残す部分も誤って壊してしまわないように
解体前には入念な作業範囲の確認が必要となります。
さぁいよいよ解体!
だんだんと工事現場らしくなっていきます。
だいぶスッキリ。ここまで来ると解体も終盤です。
備品搬出も含めて解体期間は1ヶ月半程もかかりました。
外部階段を撤去して今度は緩やかなスロープが出来上がります。
写真左に見える自動ドアが元々の入り口でしたが、今度は奥の方へ
作り変えられます。
こちらは増築された建物で『新館』と呼ばれる建物です。
(『新館』といいながらもこちらも築30年以上は経っているのですが。)
写真のバルコニーはこの時点で問題は見られなかったですが他部分に
漏水の跡が見られた為、こちらも今回の工事を期に防水の塗り直しが行われる事になりました。
解体が終わると電気や給排水設備の配線、配管作業が行われます。
建築は仕上がりの出来栄えやデザインだけが評価の対象として見られがちですが、
後から見えなくなる部分、いわゆる隠蔽(いんぺい)部分が建物の機能性、快適性を
大きく左右するとても大事な部分なのです。
この位の規模の建築工事となると、こういう時こそ正に現場につきっきりです。
配線工事の終わった場所から新たに間仕切り壁の下地をLGSで立てて行きます。
ちなみにLGSとは(Light Gauge Steel)の略称ですがなんだか和製英語っぽいです。
ちゃんとした英語なんでしょうか・・・
さぁ外部では足場組の作業が行われています。
内部も段々とLGSが組まれてきました。
LGSは切り口で怪我してしまうこともあるので
『いや~現場がピッカピカだな~♪』
なんてヘラヘラ浮かれてちゃいけません。
配線配管もしばらく進むとこんな感じです。
パッと見てなにがなんだかわかりませんよね。
スイッチ、コンセント、電源、換気、エアコン、医療ガス、給水、給湯、排水管等
様々な種類の配線配管が天井裏に施工されています。
外部は足場シートですっぽりと囲われました。
この時10月頃ですが秋空は綺麗です。
外壁はひび割れ等の修繕をしっかりと行った後、
モルタルでタイルの目地を埋めていきます。
これで塗装の下準備ができました。
入り口では新しい自動ドアを取付る準備です。
ステンレスの枠をはめてからガラスを入れます。
枠は工事終盤まで白いテープで養生されています。
と今回も駆け足でのご報告でしたが次回は『診察棟』の内部仕上げ状況を
お伝えしますね!
伊勢