こんにちは、篠田です。
梅雨入りしましたね。
今日は、北区で完成したTM邸の竣工写真を公開します!!
何度か書きましたが、こちらの物件、2軒並びで建てさせていただきました。
お隣さんはHT邸です。まずはTM邸から!
外観は和の装いです。左にチラッと見えるのがHT邸ですが改めて!
門戸を引いたところ。和風ですが少しモダンに味付けしてあります。
TM邸にはL型をした東庭と西庭が設けてあり、さまざまな角度から庭が楽しめます。
まずは玄関から見る庭。
仕事から帰ってきてこんな感じだとホッとするでしょうね、羨ましいです。
和室から東庭を見た様子です。
LDKへと。こちらは西側に設けられた坪庭ですね。
キッチンからの眺めです。温かみのある空間に仕上がったと思います。
リビングは左右の庭に挟まれている形になっています。
街中の住宅なので、
「隣家に対して閉じた庭を設けて、そこに向かって暮らしの空間を開く」
という、わたしの得意としているスタイルですね。
すぐ隣には隣家が建っていますが、全く視線を気にしなくても過ごせるようになっています。
お手入れが億劫にならない程度のお庭です。奥でL型に続きます。
夜はライトアップされ、庭木の日々の変化が感じ取れます。
玄関とLDKの間に設けられた、ご主人の書斎からも。
4帖の小間ですが、仕事がはかどりそうな落ち着いた空間ですね。
これは単なるわたしの自慢ですが・・・
つい先日、奥様からとっても嬉しいメールをいただきましたので一部ご紹介させていただきます!
『共働きの私たちにとって、子育ての最中には家は合宿所のような感覚でしたので小回りの利く便利さが最優先でした。マンションの生活にも大きな不満はありませんでした。しかし子供が大学に入りようやく落ち着いた時に、少しゆったりと過ごせる家もいいのではないか、と漠然と考え始めました。そんな頃、たまたま手に取った雑誌に載っていた住宅のリビングの写真に目を奪われました。ALL さんの作品でした。このような美しい空間に住む贅沢があることを知りました。
これから子育てをする世代の家の設計とは全く異なり、夫婦二人が老後を過ごす私たちの新居のコンセプトは、優しい木の雰囲気に包まれた美しい空間に住まう、そして、自分たちが過ごす空間こそを大切にしよう、でした。篠田さんの提案された、無垢のフローリング、珪藻土の壁、天井までの大きな木製サッシ、間接照明やダウンライト、中庭や坪庭、そして木製デッキなどは、まさしく私たちの望んでいたものでした。』
ご紹介したのはほんの一部で、メールには家の各所における感動を綴ってくださいました。
TM様ご夫婦の喜びを、メールを通じて分けてもらった感じがしました。
ほんとにこの仕事を頑張ってきて良かった・・・。
いただいたメールを読みながらそう思いました。
TM様、これからも宜しくお願い致します!
近日中にもっとたくさんの写真を作品集にUPしますのでお楽しみに!!
ALL 篠田潤